コロ難嵐の出航

「とにかく、自分を苦しみの渦に巻き込まない事だ」と、思う。

 

ワクチンも開発されていなかったコロナ禍の初期。つい二年前だが。今の仕事45年目に法人成にした。まさか、コロナがこんなに長く続くとは思ってもいなかった。

 

しかし、コロ難は、これからの航海には、あまりに大きな波と風は、新船を出向さすための勇気など出ようはずもない。

 

気づかないこと。それは、安全圏の岸にいると波から打たれて、希望の船は砕け散る。

波を恐れて横を向けば、波に吞み込まれて沈んでしまう。勇気もなく晴天の栄えある出航は無理だった。

 

結局、荒波に直角に向き沖へ沖へと出ることしかなかったわけである。

 

斯くして昭和毒舌音楽家が船長を務めるちっぽけな出版船の航海は、自分の顔色を見ず、言い訳せず、コロ難嵐の真っただ中に出航したわけである。

 

さすがに毒舌を出す余裕なんてない。慣れてきたら舌は毒を出すだろうけど。ともあれ、この駄文。なにかのお役に立てば。

By かんがるーラヂオ

 

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